Staff Interview
colyスタッフインタビュー

Game Director K
ゲームで幸福を届けたい、そんな想いを胸に『ドラッグ王子とマトリ姫』の礎を築いた、twitterの中の人入社するまでの経緯を教えてください。
昔からゲームに興味があって、プランナーやディレクターといった職業に憧れていたのですが、当時は本当に一握りの人しかそういった職に就けない時勢で ……代わりといったら何ですが、メディア系にも興味があったので、某大手IT企業に入社しました。その頃は、ネットニュースが新聞やテレビといった既存 のメディアの代わりになるのではと期待され始めた時期でしたね。
最初はゲーム関係ではなかったのですね。
そうですね。それで、メディア関係に勤めて3年くらい経った頃だったかと思いますが、スマホアプリのようなソーシャルゲームが流行り始めたんです。それを見て、「今ならゲームディレクターになれる」と確信して、ゲームの制作会社に転職することに決めました。
実際、小規模な会社でも参入できる市場になりましたね。
それから数年間はそこで制作に関わっていましたが、しばらくして、メディア時代に同僚だった代表の2人に「起業したから来ないか」と誘われたんです。
で、私も「このふたりと一緒なら理想のゲームが作れるに違いない」と思って、colyに入社することにしました。その甲斐あって、手前味噌ですが、『ドラッグ王子とマトリ姫』 はあらゆる面で非常に完成度の高いゲームになったと思います。
それでは、なぜ乙女ゲームを作ったのですか。
もともとゲーム全般が好きだったのですが、「女性が主人公のゲームってあまり無いなあ」と思ってたんです。そんな中、女性向けのシミュ レーションゲーム……乙女ゲームですね、乙女ゲームに出会って、「恋愛の感情だけじゃない、色々な感動・幸福を届けてくれる。これは凄い仕事だぞ」と思って、そこからどんどん乙女ゲームにはまっていくことになりました。
『マトリ』 にも様々な要素、思いつく限りの面白さを詰め込んだつもりです。色々な部分に注目して楽しんでもらえたら嬉しいです。
現在は具体的にどのような仕事をしていますか。
今は『マトリ』の番外編が続いているので、そのディレクション、あとはお客様対応など運営関連の業務ですね。もちろんプロット(物語の大筋)のミーテ ィングなど、ゲームの根幹に関わる部分にも参加してます。それから、Webメ ディア運営業務もやってます。
あ、あと密かにTwitter の中の人も私です(笑)
ズバリ、やりがいは何ですか。
最初に関わっていたメディアも、今作っているゲームも「読者の方々に楽しんでもらえるようにやる」という点はまったく同じです。やっぱり、読んで下さった方の反応を見た時に何にも代えがたい喜びを感じますね。
特に『マトリ』 は長い時間をかけて制作したものでもあるので、皆さんが「青山さん」とか、名前を呼んで下さるのを見るだけでもホロリと来ます。皆さんの反応がやりがいです。
ちなみに、休日の過ごし方は。
スマホからプレステ3まで、色々なゲームをやってますね……あとはマンガを 読んだり映画を見たり……まあインドアで普通に楽しく過ごしてるだけですが、 実は結構着想の元になったりしてますね。
